価値観の違いを受け入れる
購入した絵本『杉の木の両親と松の木の子ども』を読みました。
この絵本のテーマは、「個性は遺伝しない」ということです。
たとえ親子であっても、持ち味は違います。
価値観も同じには育ちません。
でも、親は違いを受け入れ難く、無意識に躾として自分の型にはめて育ててようとすることが多いのではと思いました。
杉の木のように真っすぐではない枝(個性)を切り落とされていく松の木。
何も悪いことはしていないのに…。
子どもの松の木の気持ちが胸にせまり、涙無しには読めませんでした。
付録のDVDを見ると、なお、ぐっとくるものがありました。
親として一生懸命でしたが、
私も同じことをしてこなかったか問うてみました。
杉の木の親ほどではないだろうと思う気持ちと、いやいや、そう変わらないのではという思いが交差し、苦しくなります。
きっと傷付けてしまったこともあるでしょう。
申し訳ないなと思います。
過去の時間はとりもどせませんが、親子の関係は一生もの。
これからは、けしてけして、そのようなことの無いように気をつけていきたいと思います。
子どもを傷付けないためにどうするのか。
それには、多様な価値観を受け入れるということしかありません。
それをこの本から、学ぶことができます。
多様な価値観を受け入れるということは、子どもだけではなく、全ての関係性において大切なことだから、多くの方に見ていただけたらと思います。
特に子育て期の方には、お勧めです。
お父さんにも似ていない、
お母さんにも似ていない、
わが子のことが理解できない、
こんなことは可笑しい!
そう思ったら、ぜひ、手にとって見てください。
子育てが楽になると思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
今日のしつもん
☆価値観の違いを受け入れると見えてくるものは何ですか?
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